何が届くかわからない、不思議なファッションブランドがローンチされていた

e6849b

服を買うときは少なくともその服自体を見て、買うかどうかを判断します。しかしそれが、どんな服かわからなかったとしたら、買いますか?たぶん、買わないと答えるでしょう。でもこのブランドは、なぜか欲しくなる不思議な魅力に溢れています。

ブランドの名前はe6849b。ベルリンと東京を拠点に活動するミームレーベルで「コミュニケーションの性質に影響を与える独自の製品を通じて、現在のリアリティを探究します。」とあります。

公式サイトには服のビジュアルはなく、あるのはブラックとホワイトのモノリス(一枚板)だけ。ブラックは9万円、ホワイトは4万円のプライスがついていて、それぞれアーリーバード価格(早期購入)であることが書かれています。英語と日本語で書かれたブラックの商品説明はこうあります。

商品概要

ブラック - アーク はあなたの手持ちアイテムにリブランディングを施す往復配送サービス。2019 スプリングエディションの対応アイテムはトップス (Tシャツ、ロングTシャツ、スウェット) 。全ての送料は購入代金に含まれます。

リブランディングの特徴

  • ロゴやシンボルは長方形 "モノリス" に上書きされます
  • タグは64桁のハッシュ値 "ゲノム" に貼り替えられます
  • "モノリス" と "ゲノム" のデザインは一点物です 

これはユーザーがすでに持っている既製服を送ることで、ブランドが上書きされたものが返送されてくる。というもののようです。例えば、NIKEのTシャツを送ったとすると、ロゴの部分がe6849bのブランドロゴであるモノリスで上書きされる。このモノリスは何らかのロジックに基づいて作られた形状をしていて、他の人とは異なるものになる。

既存のタグの上に新しいタグがつけられる。タグには何らかのロジックに基づいて作られた文字列(ゲノム)が書かれてあり、この文字列も他の人とは異なる。

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Some samples of #transhuman genoms.

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といった感じのようです。ゲノムは遺伝子のことで、本来ゲノムを構成する文字列はA,G,T,Cの4文字で構成されますが、e6849bは16進数で表現されているようです。

ホワイトはすでにリブランドされた状態のTシャツが送られてくるそうです。微妙なフィット感を追求するなら手持ちを送るブラックがいいのですが、お値段もお高めでちょっと悩んでしまいますね。また、ブラックは長Tやスウェットもイケるので、ハイブランドのスウェットよりは安めの価格でこんな面白い商品を手にできる…と考えるとちょっと手が出てしまいます。

他の人と事実上かぶることがない、変わった1点ものをこの春着てみてはいかがですか?

※本記事に掲載している写真は、権利者の許可の元掲載しております